YouTubeからライブ配信の時代
ほくとです
さて最近はコロナで世の中混沌としており、経済への打撃が半端ないです。。
ぼくの本業物販にもガッツリ影響は出ております。はい。きつい。辛い……。
なので、YouTubeに力を入れたりやLiveなどの動画を勉強してます。なぜなら5Gの普及、Googleの上位検索諸々、動画メディアが最も伸びる。
限界費用ゼロ円です。テレビからネット動画へ時代も共に変わった、主にYouTubeですが。
これからの時代
そしてこれから、物流が無くなることはないけれど、終身雇用が終わりの時代を告げ、働くという概念が変わりつつあります。
YouTuberはもちろん聞いた事あるかと思います。時代を読み解くと、テレビでというマスメディアからYouTube、携帯もガラケーからiPhoneなどのツールになり、電話やメール昨日はアプリケーションの1つでしかなくなりました。LINEやTwitter、Instagramといった”アプリ”に成り代わり、今や正規の携帯番号を使っている人はいないと思います。LINEで無料電話、LINEでメッセージ、Twitterで今の考えを誰に語りかけるでもなく世間に言えて、あえて誰かに言いたければ@を飛ばし、重たいPDFを手軽にインスタにアップします。
映像はテレビもYouTubeも見ているという性質上我々は受け手で一方通行。そんな中、会話や時間の共有をできるLIVE配信を耳にしたことがあるのでは無いでしょうか?相互通行型のメディアShowroomのようなLIVE配信が2020年の今やばい勢いです。
LIVE配信
LIVE配信とはスマホ1つあればできる”アプリ”に分類され、配信者はパフォーマンスをする通称“ライバー”はひと月で3000万円売り上げている人もいて、すごい世界なんです!
月100万円売上の人はマジでザラに出てきてます!世界大会も行われるほどです!
そんな中で今回記事にしたのは、Googleでググってもなかなかライブ配信の情報がないなぁ。いつも2つくらいの同じ発信者の記事だなぁ。全然書いてる内容(特に収益)に信憑性ないなぁ。
ぼく自身も発信する“ライバー”として配信したり、視聴者である“リスナー”として純粋にライブ配信を楽しんでいる身として、書いていこうと思います。
イチナナLIVE
今回の記事ではイチナナという台湾発のライブ配信を書きます。
コンセプトはスマホ1つあればいつでもどこも誰でも。アプリをダウンロードして
好みの子や、好みの声の歌い手、そんな突飛なことをするんだ!というライバーが自分で好きな時好きな時間に時間を共有できます。
本当に多様な使い方で色んな年齢の色んな個性の人達がいます。
YouTubeと違う点はライブという完全生配信で、(YouTubeもライブが始まりましたね)配信者と同じ時間と体験をリアルタイムで共有します。
それ故にシンクロ性が高く、物凄い勢いで伸びている市場です。
頑張ってるライバーや、推しライバーを自由に決めて、飽きたら推し変する。そんな残酷な1面もあるライブ配信の知っておきたいこと、収益や楽しみ方を紹介します!
ライブ配信の前提
イチナナは台湾発のライブ配信アプリで、投げ銭をメインとしたアプリです。ちなみにShowroomは日本発です。
ここにはセクションがいくつか絡みます。
台湾のイチナナ本部運営、イチナナJP運営、イチナナエージェント、認証ライバー、非認証ライバーそしてユーザーの大半であるリスナー。
ライブ配信の仕組み
まず、ライブ配信をビジネスと捉えると
リスナーが課金をしてポイントを買い、
ポイントをギフトに変えてギフトをライバーへ送ります。これがいわゆる投げ銭です。
この投げ銭の何割かがライバーの収入になります。
認証、非認証がある。

大枠の仕組みで
- イチナナ運営
- エージェント(事務所)
- ライバー(ユーザー)
はそれぞれ独立した存在であり、
代表的な枠組みとしてサーバー費用などを管理運営するイチナナ運営(会社)とエージェント(仲介会社)とライバーがあります。
ここで収益性や有名になるため大きく重要なのが認証ライバーか非認証ライバーか。
イチナナ運営直の所属ライバー、エージェントの所属ライバーは認証ライバー、単に始めたてのアプリをダウンロードして配信する人は非認証ライバー認証、非認証でライバーの収益は変わります。貼った写真のレ点のマークです。レ点が色関係なく付いていれば認証、ついていなかったら非認証です。普通に見る側としてリスナーを楽しむ分にはなにも気にすることはないですよ
リスナーが顧客であり、収益を生み出すので、アプリをインストールしたユーザーのほぼ100%視聴者でえるリスナーを経験します。近頃はインスタにエージェントからライブ配信しませんか?と突然DMがきます。
投げ銭って?
例えば1万円を貴方がアプリに課金します。するとアプリ上では1万ポイントへ変わり1000ポイントをライバーへ送ります。この投げるといい、投げ銭と言われます。
お金を投げるって表現少し気になりませんか?なので可愛らしいキャラクターの『ギフト』に変換し、可愛らしいキャラクターを送る行為が投げ銭です。(余談ですが日本発Showromの前田さんは学生時代、路上でストリートライブをして生計を立てていたそうです。この体験がのちにネットとかけ合わさってShowroomが生まれます。)
イチナナでは契約形態や人気によっても1万円の内訳は各々違います。
契約体系にもよりますが、
1万円10000ポイントのうち1000ポイント投げても、1000ポイントがそのままライバーへ行くわけでないです。殆どはエージェントとイチナナ運営へ行きます。ここがからくりでミソ。
先に説明したように
- イチナナ運営
- エージェント
- ライバー
は、それぞれ独立した存在で、
1000ポイントのうち500ポイントはイチナナ運営へ、残り500ポイントをライバーとエージェントとで分けます。
500ポイントの内、仮に半々の折半であれば250ポイントがライバーにいきます。つまり投げ銭ギフトのエージェントと半々であれば25%2500円がライバーの収入になります。
よくガセのサイトや内部を知らない記事などで、ライバーはイチナナプラットフォームと折半で50%が収入と言われるのを見ますが、契約形態など複雑でそんな簡単な話じゃないです。ぼく自身ちゃんと認証ライバーなので、0.5円説なんて単純じゃないことは明記します。0.5円ももらえるわけがない。
ただし、トップオブトップはぼくの見立てではイチナナ直の認証ライバーも少数ながらおり、その人たちはまさしくそのアプリの顔として世間に露出します。イチナナ運営が雇ってる直のライバーは50%、もしかするとそれ以上もらってます。でもこれはとってもレアで経済・市場原理を知っていれば当然です。需要と供給というものすごくシンプル。
イチナナライバーの実態
述べた通りイチナナ直もいますが、大抵はエージェント(事務所)に所属し、エージェントとの契約でライバーとの取り分を事前に契約書を交わし、配分が決まります。またエージェントはイチナナだけ斡旋するわけではなく他のプラットフォームも紹介します。他とはPocochaやBIGOライブといったライブ配信という枠組みのうちの1つで、イチナナライブととBIGOライブは別アプリなのです。イチナナ直のライバーは当然イチナナでしかライブできません。エージェントは多種多様なプラットフォームと接点があるため本人の希望を聞いてくれます。それによって収益配分も決まります。
この内訳の具体的な数値は事務所の規定で内密にされてます。YouTuberの何パーセントが収入か公言NGなのと同じですね。
契約形態はエージェント(事務所)のスタンスによって本当にまちまちで、人気のライバーを手離したくないエージェントはライバーへの収益配分を上げるはずです。
縛りが厳しければ厳しいほど、収入配分は上がるはずです。特に、配信時間の縛り(毎週最低○○の時間以上)を設けているところと設けてないところもありますね。
ぼくはイチナナアプリをダウンロードして、とあるライバーからエージェントの紹介を受けてエージェントの担当者とLINEと電話で話し、契約書を取り交わし認証ライバーになりました。
ちなみに人気のライバーはトップライバーと呼ばれ、ぼくが所属するエージェントのギフト数上位ライバーは月300万ポイント程投げ銭を受けてます。
ぼくが所属するエージェントはとにかく自由が売りで、セルフマネージメント、配信時間の規定など一切なく、普通のユーザーリスナーと同じです。その為、なんの縛りもない分、当然収益率が低いし、月20時間の配信時間を超えれば貰ったギフトポイントに応じて収入になります。逆に月20時間を超えなければ収入に一切なりません。
ぼくがいるエージェントの上位ライバーは毎日4時間とかしてますね。毎日ですよ?
手軽に始められるのでライバーとしての競争率は日に日に高くなってますし、競争の世界とも取れるので、ライバーのとして生計を立てている人はまだそれほど多くないように思います。
でもこれからどんどん出てくるはずですね。毎日12時間程やる人で抜けた『何か』を持っていれば嫌でも人気になるでしょう。アプリ内でイベントも運営側から設けられており、注目されます。
収益化のシステム
また2020年現在、イチナナの収益システムが変わり、1ポイント=1円程ではなく1ポイント=0.275円程(確か。。)に改定されました。
これはイチナナユーザーをより増やすためリスナー投げる人(ギフター)をより多く取り込むための施策とされていて、1万円=10000ポイントから1万円=27500ポイントになれば、持ってるポイント数が増え、投げる機会も増える。というわけです。
やはりギフトが飛び交ってる枠は盛り上がってるように見えますが、習慣化することが多くの固定リスナーを付けることになるため、継続できる人は物凄くマメです。
トップの定義も人それぞれで、ギフトの数値なのか、レベル(ギフト投げた数、貰った数等で経験値として積み上がるシステム)100以上なのか、知名度なのか。
収益システムである以上、ギフト数であることは否めないと思います。
ライブ配信はキャバクラ?

ライブ配信アプリ、特にイチナナはキャバクラと揶揄されることがよくあります。これは、『ワンチャン』がなくもないから。ライバーがかわいければそれだけでアドバンテージ、ワンチャンを狙ったりする輩もいます。もちろん双方その気になれば。ですが現実に存在し、お互い人間なのでリアルな関係にもなり得ます。
認知してもらいたいリスナーはギフトを投げてまくり注ぎ込みます。
そのため『ビッグギフター』と言われる沢山ギフト投げるお金持ちの方々や、通称『ガチ勢』と言われる一目惚れのアイドルのような方々も存在し、常客なで太い客な訳です。そんなビッグギフターやガチ勢が付いて離さないためには、、
またライバーは個人の自由ですが
【 オフ会 】を開けます。
リアルに集まりの場を設けて、ファンであるリスナーとの交流の機会を作ったりします。故に、若干水商売の感覚が出るのだと思います。
もし貴方がアプリを入れ、固定リスナーが付いてオフ会を設けます。オフ会に来れる権利を『○○ポイント以上投げてくれた人』、『アーミー限定(別途記事にします)』として、達成した人が5人いたとします。
オフ会参加権利を達成した人は概ねあなたに興味があるファンです。異性のファンで、容姿淡麗だったらいかがですか?考えれば『ワンチャン』の意味がわかると思います。
上記は少し闇?の部分です。
配信も応援も人それぞれ
配信のスタイルも、応援の仕方もそれぞれで、マジシャンライバーだったり、歌ライバーだったり。コメントで盛り上げてくれたり、ギフト投げたり。本当にそれぞれなのです。
ライバーはギフトを貰って収入をあげるので、収入目的の為であればギフトを貰ってなんぼ。ギフトないなら要らない。という人もいます。
または純粋に自分を知って欲しい、話し相手が欲しい。目標があって、有名になるためにという人はギフトは要らない。という人もいます。
コメントを沢山貰ってギフトを沢山貰うと枠が盛り上がり、いい関係のいいループになりますね!!
故に、運良くギフターが付いて、イケイケの状態から始まり、有頂天になり、ギフターが離れてしまい楽しめなくなってくる人を多くみます。
応援の手段がギフトによる所の比重が大きいため、どんなにリスナーが右肩上がりで付いてもギフトが全然無くなると、モチベーションが下がってしまい、病んで辞めていく人もいます。
また、リスナーはお金を使って応援してくれます。少し矛盾というか、心が痛い部分もあひます。良心のありすぎるライバーは本気で応援して生活費を削ってまでギフトを送るリスナーを思い、ギフトは本当に要らない。や、良心がありすぎて心が持たなくなり、辞めてしまうというシステムの矛盾を感じる人もいます。
それほど大金の動く市場でもあるのです。
ビッグギフターとトップライバー
ギフトを沢山するリスナーを『ビッグギフター』、ライブ配信側で人気なライバーをトップライバーといいます。
この関係にもぼくは需要と供給により成り立ってると思います。
影響力のある人が配信すれば人が集まり、イチナナとしても盛り上がります。各ライブ配信アプリでのユーザー獲得、アプリ内でのリスナー獲得、リスナー内でのギフトの獲得でになり、個人の頑張りがアプリの盛り上がり、ひいてはライブ配信の盛り上がりに貢献します。
ライブ配信を数年前まで聞かなかったけどここ1、2年で急激に伸びてます。
現在のトップライバーは1ポイント=1円だった時でも、月3000万獲得してて、ぼくの見立てはアプリとしても手放したくない存在なので収益性を上げ、なんならプラスα払ってプラットフォーム専属契約をしますよね。
天職だという人も一定多数いて、イチナナは日本に上陸してたったの二年ですが月3000万売り上げ、月1000万程の収入を得てますし、その人の配信もアプリを立ち上げれば見れるわけです。ぼく自身一晩で数百万ギフト飛ぶことも目の当たりにしてます!
ちなみにYouTubeとの相性も良くて、有名なお金持ちYouTuberもリスナーとして100万円を投げてみた。のような動画も多数ありますw
需要と供給と時代
モチベーションや行動力があっても見る人(価値がある)と思う人がいなければ成り立ちません。ネット配信が普及した今、通信速度は更に加速し、おそらくVRや、Vライバーはすでにおり、今後まるで目の前に本人が3Dで見れるような配信に意向していくアプリも出てくるでしょう。
お金の動く市場ですので、かなり闇な部分も孕んで市場は拡大しています。
これは今スマホが普及した今の時代性です。YouTubeもスマホが普及したからです。
今後スマホの先のハードウェアを考えたときに、需要と供給と時代に適応できる能力こそが重要ではないでしょうか。
イチナナはぼくはリスナーとしてがめちゃくちゃ楽しいので配信をあまり出来てないのですが、記事も書いてて楽しいので引き続き書こうと思います!!
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