MMT と財政破綻
ほくと ( @YamadaH0 ) です。
今回は結構盛り上がってきた実感のあるMMTと言う考え方に触れていきます。実際に我々一般人の生活と密接に連動するので知っておいた方が必ず良い。最後までお付き合い下さい
MMTってなに?
結論から言うと、消費税を撤廃し、国策で国債発行し、金銭面の国民生活を豊かにしよう。という考え方。
インフレ率の上限を2%を超えない限り、財政の心配は必要ない。想像してみてください。物価は変わらず収入が大幅にアップします。そうすると、経済サイクルが回りだします。家計から出費をし、お店、企業の売上は大幅アップ、よっぽどの固定給ではない限り給料アップするはずです。するとまた人は出費をし売り上げアップにつながります。
これが好景気のサイクルなのですが、現在はデフレの不景気とされています。デフレは物価があがってるのに労働賃金が安い(可処分所得といいます。)会社員であれば税金を差っ引いて手元に残ったお金が可処分所得です。日本は可処分所得が20年近く下がり続けています。
もちろん理由はたくさんありますが可処分所得が低いのは社会保障にかかる費用が莫大で少子高齢化の波もあり今後さらに可処分所得が低くなっていくので、給与明細の社会保険料はどんどん上がります。また、厚生年金と国民年金は上がるのにもかかわらず制度が破綻してるのでぼく世代は貰えないを前提ではらい続けてます。
そんな中でも消費税は度々話題に上がります僕が生まれた頃は消費税はなかったと学びました物心ついてから3%の消費税はかかっていましたそれが今8%から10%上がりさらに15%まで上げようとしている政府。
昔100万で買ったものが今は110万円、10万円も多くはらいます。住宅はさらに高く4000万円なら400万の消費税です。政府の言い分は少子高齢化の中において医療費、介護費の上昇は避けられないもので安定的な財源確保のためには消費税の引き上げはやむを得ない。とのこと。
MMTはここにメスを入れます。税金はその行動に対する罰金。住民税、所得税、固定資産税。消費税は消費に対する罰金税ということ。まてまて。おかしいだろ。消費をしなきゃ経済回らないのにその消費自体に税をかける。消費税で1番ダメージをうけるのは我々の家計の支出。
MMTでは、消費税は0%にでき、補填を国債で行う。国策で金融政策を行う。を掲げます。
未だにいる財政破綻論者
そんなに国債を発行したら財政破綻するだろう!という盲信を未だに信じてる人たちがいます。あなたも日本は借金大国と聞いてきたと思います。そして事実それは本当です。しかし、国の借金であって国民の借金ではないです。このことが国民には知れ渡ってきました。。国の借金って何?返さなきゃいけないんでしょ?その通りです。ここが混乱や偏見誤解を招くところで仕組みがわかれば財政破綻する事はまずないのがわかります。
もう一点国債発行は自国通貨の円で国が借金をしています。ハイパーインフレでギリシャやレバノンのようにデフォルトする。なんてことは有り得ないのです。ギリシャやレバノンはドル建てで借金をして、自国通貨の発行権を持っていません。そうなると返済しきれなくなり財政破綻します。日本は自国通貨の発行権があり、自国通貨の円で国債を発行してます。さらに言うと対外国への貸付金の方が多い対外純資産の多い国です。日本が破綻する時は内戦や戦争で世界が終わる時なので、心配0です。
貨幣の理論
誤解しやすいところは『貨幣に価値がある』です。貨幣には物質的な価値はあれど、貨幣自体には価値はないのです。目に見える形で存在してるだけで“ただの数字“です。誰かの所得は誰かの負債でお金は成り立ちます。必ず誰かの所得は誰かの負債。つまり世の中に溢れているお金は誰かの負債か、誰かの所得です。その債権のやり取りを保存する媒体がお金です。
可処分所得と可処分時間
可処分所得と可処分時間で考えてみてください。可処分所得=手元に残った使えるお金、可処分時間=自由に使える時間です。可処分時間と労働と言う言葉の定義から考え直す必要があるのですが現在は仕事以外の時間=可処分時間とされています。
もしあなたが心から好きなことを仕事にしている場合、それは労働と言えるでしょうか、仕事と言えるでしょうか??どうしても仕事と言うと辛いもの苦しいもの苦労するものそんなネガティブなイメージが湧きます。この考え方であれば可処分時間の希少性は上がり、働けど収入は下がり、余暇への時間もない。そんな負のスパイラルに陥ってしまいます。僕が尊敬する人の1人のホリエモン。
彼の信念はたった1つ”常識を疑う”今ある常識は15年前の常識とは違うし、30年後の未来のことなんて誰にも想像できず、常識で無くなっている可能性が非常に高いはずです。スマホがいい例。スマホでゲームやYouTube、歩きスマホで買い物から仕事までできる未来を15年前のあなたは出来たでしょうか?
新たな試み
↑↑↑↑↑
実際の概要リンクに飛べます。
クラウドファンディング挑戦しています。
内容は、ベーシックインカム(BI)実現に向け融資。有志を募っています。
現状最大手Campfire のみの募集です。
できればこの先、Bitcoinをはじめとした暗号通貨での募集や
投げ銭などのサービスを検討、実装したいと考えています。
リターン内容はBIの使用用途やこれだけの金額が集まったため
こんなことをした。これくらいの金額が集まればこんなことをしたい
できるかなどの報告、ゆくゆくは政府へ資料を提出したいと考えています
ベーシックインカムとは?
コロナで国民全員に10万円の一律給付がなされました。大枠イメージはこれと同じです。
この先近い将来(早ければ2025年〜)AIの発達で
シンギュラリティー(技術的特異点)を迎えると言われています。
この言葉の意味は、人工知能であるAIまたはAGIといった
人口知能が自分でさらに賢い、強固な人口知能や機械を生み出し
人間を超越したAI世界がくると言うものです。
そうすると既存のあらゆる仕事は機械に代替され
人々は本当に実現したい人生を送れたり、ベースは国民全員に支給されるので
さらに富を得たい人は今と同じく副業や生産活動、投資活動を行うことも
当然できます。
しかし仕事が奪われるとセンセーショナルな
言い回しもされてることも事実です。
2045年には日本人の今ある仕事のうち45%、最終的に既存の人類の90%以上の
仕事が代替可能とされています。
※オックスフォード野村総合研究所共同研究論文
もしもあなたが企業の社長だとして、
あなたと全く同じスペックの機械と
あなた自身
どちらを採用しますか?
なお機械は24時間365日稼働し給与を支払う必要ありません。
国単位でベーシックインカムは実験され効果は実証されており、一定の評価を得ています。
フィンランドをはじめ、実はアメリカ、カナダ、オランダ、イタリア等先進国でら実験は行われてます。特にドイツはかなり本格的です。
スペインはコロナショックの被害がとりわけ大きく導入を決定
イギリスも検討段階に入っている。
この議論と流れは間違いなく進みます。
もちろんそれによって新しい仕事が生まれるし
仕事と思ってないことが仕事になったり
新たな仕事を生み出す時間を得ると言うことともいえます。
これは難しく考えると想像をはるかに超えるため歴史上の一例をあげると
【産業革命】
産業革命により人々は肉体的な労働リソースを割かずに
正確に部品や生産数を上げ、産業革命以前と以後では
GDPを飛躍させ人々の生活を豊かにしました。
産業革命当時の労働者たちは仕事が奪われるという懸念から
機械取り壊し運動がおこちましたが、結果として今や機械なくして
この世界は成り立たず、そういった人類の進化は飛躍的に発展します。
【生活のために働きたくても働けない】
今回のコロナで起きたように経済がストップすると
収入に不安がでますよね。
そのために10万円給付がなされました。
ベーシックインカムを得たと言って差し支えないです。
もっと言うと年金は高齢者のベーシックインカムだと考えます
つらつらと書きました。
下記ツイッターアカウントです。
質問などもお待ちしてます。
https://twitter.com/YamadaH0
今回もお付き合いありがとうございました♂️
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません